学生のインターンシップ事例

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2010年9月1日 立正大学 文学部哲学科 五十右 名菜恵さん

photo01.JPGのサムネール画像のサムネール画像農業ビジネスの現場(生産、流通、販売まで)を体験できる、
果実に囲まれた“おいしい”インターンシップ。

立正大学 文学部哲学科
五十右 名菜恵さん (イミギ ナナエさん)

【実習先】 佐藤農園(山梨県)
実習期間:2010年7月17、18日、31日、8月1日、9月17日(5日間)

 

写真: 佐藤農園 佐藤代表と 五十右さん

 

 
 
五十右さんが佐藤農園に応募した理由を教えてください。

五十右:私の実家では、家で食べる程度ですが、小さな田んぼと畑を持っており、家族で協力して田植えや稲刈りを行っています。生まれ育った場所が田畑に囲まれていた私にとって、農業にはもともと興味がありました。ただ、専業農家ではなかったため、農業だけの生活というものがどういうものなのか、その実状と未来をぜひ知りたいと思い応募しました。
 
山梨(佐藤農園)と、東京(青山)の2か所でインターンシップ。
 
実習内容について教えてください。

五十右:5日間の実習で、内容は以下のとおりです。
 

  

  ①7月17日(土)~18日(日)
    場所:山梨の佐藤農園
    内容:「モモフェスティバル」運営
    (モモおよびモモカレーやモモスムージーの販売・準備・後片付け)

  ②7月31日(土)~8月1日(日)
    場所:東京・青山の国連大学前広場
    内容:産直イベント「マルシェ・ジャポン」に出店。そこでのモモの販売業務

  ③9月17日     
    場所:山梨の佐藤農園
    内容:ブドウの収穫作業


五十右:モモフェスティバルとは、佐藤農園の桃をPRする、同園主催のモモのイベントです。私を含む3名のインターン生が、山梨の佐藤農園に伺い、イベントの準備と運営を行いました。
モモフェスティバルでは、お客様はモモ狩りを楽しむことができます。また、私たちインターン生が佐藤農園のスタッフの方々とイベント前日に作った、モモ入りのカレーとモモスムージーを購入し、その場で召し上がっていただくことができます。
当日は大人から小さなお子さんまで多くのお客様が来訪され、モモカレーもスムージーも大好評でした。

予想外のことが起きても、機転を利かせて仲間と乗り越える。

イベント準備から運営(販売)までを実践して、いかがでしたか。

五十右:自分たちで考え、意見を出し合い、決定する、という場が多くあり、とてもやりがいがありました。
ひとつ例を挙げますと、イベントで販売したモモスムージー、当初はスムージーではなく、モモシャーベットを売る予定だったんです。前日に100人分のシャーベットを作ったのですが、これが冷凍庫で固まらず、困った事態に。販売開始まで時間もないし、皆でどうしようと考えた結果、「シャーベットではなく、スムージーにしよう」と急きょメニューを変更。氷を買ってモモとあわせてミキサーにかけ、スムージーを作り販売しました。
こういったことは、アルバイトではなかなか体験できないのではないでしょうか。アルバイトは、「与えられた業務を指示通りに行う」ものだと思うので。このインターンシップのように、自ら考え、出した意見が反映され、売上につながる・・・本当に貴重な体験をさせていただいたと感謝しています。

青山のイベント「マルシェ・ジャポン」とは。

五十右:マルシェ・ジャポンとは、「大都市において生産者と消費者を直接結びつける」農産物の直販イベントです。青山の国連大学前広場に日本各地から約30の生産者が出店、佐藤農園は、モモと、加工品(モモジュースやジャムなど)を販売しました。
私はその販売・接客業務を、もう一人のインターン生とともに行いました。

photo03.JPGのサムネール画像       photo02.JPGのサムネール画像


写真:マルシェ・ジャポン 販売風景

 

このインターンシップは、五十右さんの将来のキャリアプランに影響を与えましたか。

五十右:はい。職業選択の幅が広がったと思います。それまでは、書店でアルバイトしていたこともあって、出版業界を就職先として希望していたのですが、どうもその業界は狭き門だということで、悩んでいました。今回、佐藤農園さんでインターンシップを体験させていただいたことで、農業や、その周辺の仕事―食品加工業など―にまで興味が広がりました。私は今大学2年生なので、まだ就職活動の時期ではありませんが、来年以降広い視野を持って業種を選んでいこうと考えています。

「なぜ生きるのか?」―― “働くため”が、十分その答えになる。

「働く」とはどういうことだと思いますか。

五十右:お金を稼ぐだけのものではなく―もちろんそれも大切なことですが―、私は働くことを“生きがい”にもしていきたいと考えます。働いていると、いろいろなことがあります。うまく出来たことを認めてもらえれば嬉しいし、失敗して落ち込むこともたくさんあるでしょう。あらゆることを受け止めて、成長したい、と思います。
私は大学で哲学を学んでいるのですが、「生きる」ということについて考える機会がよくあります。「なぜ生きるのか」「よく生きるとはどういうことか」ということについて考えたときに、“働く”ことも十分その答えになっていると思います。

これからインターンシップを行う後輩にむけてアドバイスをお願いします。

五十右:そうですね。それこそ何事もチャレンジというか、やってみることが大事だと思います。インターンシップは就職とは違いますから、業界を限定せず、様々な角度から仕事を探してみるといいのではないでしょうか。

どうもありがとうございました。


  yuichi.jpgのサムネール画像 

   佐藤農園 代表 佐藤優一様よりひとこと

   佐藤農園では、今夏よりインターンシップの受け入れを開始いたしました。その目的は、2つあります。

   まずは、実際に農業ビジネスの現場(生産、流通、販売)を体験することにより、現場で起きている課題

   (天候不順、地球の温暖化、環境問題など)に対し、農家がどう対処し、どのように取り組んでいるのかを

   知っていただくためです。

   次に、短期間(5日間)のインターンシップの中で、就職活動に役立つスキルを身につけていただきます。

   社員、アルバイト、ボランティア、インターンシップ生と共同作業を行うことにより、必然的に「コミュニケーション

   能力」が身につき、実習レポート・研修結果報告を行うことにより、「プレゼンテーション能力」が磨かれます。

   最後に、佐藤農園では、今秋、農業ビジネスを体験できる実践型2Daysインターンシップを10月23日(土)

   ~24日(日)に行います。

   農業に関心のある方、食に関心のある方、新しい出会いを求めている方、お待ちしております。

   詳しくは、インターンシップ・キャンパスウェブにログインしてご覧ください。