学生のインターンシップ事例

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2010年6月21日 東京経済大学 経営学部 流通マーケティング学科 松嶋麻衣さん

ludens01.jpg人とふれあいながら笑顔や幸せを生み出す
“究極のサービス業”。
結婚式場でのインターンシップ。

東京経済大学 経営学部 流通マーケティング学科
松嶋麻衣さん

【実習先】 株式会社ルーデンスコーポレーション
実習期間:
200981日~912




  -――ルーデンスコーポレーションに応募しようと思ったのはなぜですか。
松嶋:私はスーパーでアルバイトをしているのですが、このことをきっかけに、サービス業の中の接客に興味を持ちました。接客業に就職をしたいと思うようになり、自分の中で“究極のサービス業”と思い始めていた「結婚式場」を選びました。 ルーデンスさんでは、様々な業務をローテーション方式で行えると知り、また、ブライダルについての知識も深められると思い応募しました。
 

 ――実習内容について教えてください。
 松嶋:2009年8月1日~9月12日の土日祝日及び平日1回の13日間の実習で、内容は以下のとおりです。
 
1日目:プロデューサー業務
2日目:コンシェルジュ業務
3日目~7日目:サービス業務
(※内、6日目の婚礼のない平日はサービス業務の研修)
8日目:プロデューサー業務
9日目:コンシェルジュ業務・サービス業務
10日目~12日目:コンシェルジュ業務
13日目(最終日):プロデューサー業務

私の他にもインターンシップ生がいましたので、2~3人ずつでチームを組んで3つに分かれた業務をローテーションで体験しました。 平日は主にサービス研修を行い、土日は実際の婚礼に携わりました。

   ――それぞれの業務について詳しく教えてください。
松嶋:コンシェルジュとは、お客様のお出迎えからお見送りまでをする業務です。
まず受付にお通しして、お荷物をお預かりしたり、受付ロビーでお待ち頂く間にお飲み物をお出ししたりします。また、親族様を誘導するのもの仕事ですので、お客様と一番近く接することのできた業務でした。
 
プロデューサーとは、婚礼の進行をする担当者の事です。
事前の打ち合わせに始まり婚礼当日は進行を行います。私たちインターンシップ生はプロデューサー業務を見学するという形で実習を受けましたが、婚礼当日のプロデューサーの方は始まってから終わるまで気が抜けないような感じで、ずっと休まず動きまわっているのが印象的でした。私たちはプロデューサーの後をずっとついていくのですが、動きがスピーディーすぎて、本当についていくのがやっとでした。
 
サービス業務とは、披露宴会場のスタッフです。
披露宴の進行に合わせてお料理やお飲み物をお出ししたり、裏で準備や片づけをしたりします。私は都合がつかずお皿の持ち方などの研修をあまり受けることができなかったので、裏方の作業をメインに実習させていただきました。またその他には、お客様の席を回りながら「パンはいかがですか?」とお声がけをして歩いたり、デザートビュッフェの準備などもさせていただいたりしました。
 

――サービス業務では実際の婚礼に携わる他に研修がありますが、どのようなことを教わりましたか。
松嶋:配膳について教わりました。お皿やグラス、フォークなどの位置について、実際に配膳をやりながら教えていただきました。また、私は都合がつかず受けられなかったのですが、ルーデンスさんでお出ししているお料理やアルコールの知識についてなども研修内容には含まれていました。
  
 お客様の方から「ありがとう」と言って頂ける感動的な仕事
 

ludens02.jpg――実習を通して感じたことを教えてください。
松嶋:注意力を保ち続けることや、気遣いをしながら笑顔で対応することの難しさを実感しました。 1組につき約80名以上のお客様の接客を行うのですが、多くのお客様から様々なご質問をいっぺんに受けてしまい、うまく対応できなかったことがありました。インカム(音声通信装置)を使用しながら、なんとか笑顔で乗り切ろうと頑張ったのですが、だんだんアタフタしてきて、笑顔でいる余裕がなくなってしまって。この仕事の大変さ、難しさを身を持って理解しました。

また、婚礼の知識はもちろん、お客様に粗相がないよう対応することの大切さを知りました。ある時、お客様に曖昧な知識のまま対応をしてしまったことがあり、後でそのお客様が別のスタッフに聞いた時に、そのスタッフが「さっきのスタッフに言われたことと違うんだけど」と、お叱りを受けたような形になり、自分の判断だけでやりすぎるのもよくなかったんだ、と気づきました。その後は何かあればすぐにスタッフに聞いてから対応するように気をつけて業務を行いました。


 
――実習の中で嬉しかったことや思い出に残ったエピソードがありましたら教えてください。
松嶋:お客様とすれ違う時やお迎えをする際、「おめでとうございます」とお声がけします。そして、お客様は「ありがとう」とおっしゃってくださいますので、そのたびに、サービス業は一方通行ではない素敵な仕事だと感じ、嬉しくなりました。
新郎新婦のご親族様、ご両親様が、式が終わって帰られる時に「本当に今日はありがとう」と言ってくださって、本来ならばこちらが「ありがとうございます」、「おめでとうございます」と言わなければならない立場なのに、逆にお客様の側からお礼を言っていただけるお仕事というのはなかなかないだろうなと思い、感動的でした。

 ――実習中に大変だと感じた事はどんなことでしたか。
松嶋:大変なことは毎回のようにありました。たとえば、サービス業務は料理を運ぶだけでなく片付けも同時進行なので慣れるまでに時間がかかりました。また、全ての業務に関係することは、婚礼中は休憩できないことです。あっという間に時間が過ぎます。
それと、ルーデンスさんには3つの会場があるのですが、特徴がそれぞれあり、それも頭に置いておかないと、「この会場だけなの?」、「他の会場はどんなのがあるの?」と、ご質問を受けた時に対応することができないので、そこは大変なところでした。
また「他の会場も見たいんだけど」とご要望を頂いた時に、インターンシップ生ではご案内して良いかの判断ができないので、そこも大変なところでした。

――インターンシップに参加して、変化したことや良かったこと、またはスキルアップしたと感じる事は何ですか?
松嶋:「報告・連絡・相談ができるようになったこと」だと思います。
これまで連絡をとるという習慣が自分にはあまりなかったのですが、実習を経験して、分からないことはすぐに連絡をとって聞き、メモをとるようになりました。また、言ったことに責任を持つようになりました。それと、「どんな時でも笑顔でいること」を意識するようなりました。
    

――スキルアップのために何か工夫されたことはありましたか。
松嶋:1日の終わりに「その日の反省・次の日の目標」を自分の中に持つようにし、翌日の実習に繋げるようにしました。

  苦手なことにも向き合い自分を試すことで新たな自分に出会うことができる 

――このインターンシップは、松嶋さんの将来のキャリアプランに影響を与えましたか。
松嶋:はい。人の幸せや笑顔を生み出す仕事に就きたいと思うようになりました。
ルーデンスさんで経験したことは自分の成長に繋がりましたし、知識もたくさん深まりました。以降の就職活動に活かせたと思います。

――「働く」とはどういうことだと思いますか。
松嶋:「成長」だと思います。
やったことのないことや、苦手なことにも向き合って自分を試すことで、今まで見えなかった新たな自分に出会うことができると思います。また、一歩踏み出し自信をつけることにより、責任感の強い人間になると思います。

――これからインターンシップを行う後輩にむけてアドバイスをお願いします。
松嶋:華やかな業界での仕事は、大変な部分もたくさんありますし、
責任も重大です。しかし、その分やりがいも大きいです。
私はこのインターンシップを通じて、「人のために自分はここまで一生懸命になれるんだ」、 「人と向き合うことで自分が楽しい」ということを知ることができました。
そして、わからないことは中途半端に聞くのではなくきちんと解決をさせ、お客様に責任を持って取り組んだことで、責任感の強い人間になることができたと思います。様々な業務を体験して新たな自分を見つけてください。 

――どうもありがとうございました。